「四十にして惑わず」ってホント? (1)

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今年はfacebookなどで同級生の誕生日を知ると、
みんな40歳という節目を迎えています。

「自分ももうすぐ四十かぁ」と思いながらタイムラインを眺めていると、
「不惑の年。ブレずに進む!」といった抱負も見られます。

ただ、自分自身だけでなく周囲の環境も大きく変化するのが40歳という時期。
「思い通りにいかず、惑いまくった。。。」と振り返る40代以上の方も多いのではないでしょうか?

 

「四十にして惑わず」という教えはホントなのか?
そこで、私なりに調べてみました。

 

糸井重里さんの「40歳の人たちへのメッセージ」が大きな反響を呼ぶ

現在、雑誌AERAとほぼ日刊イトイ新聞のコラボ企画で「40歳は、惑う。」という特集が組まれています。

そこには糸井さんの「40歳の人たちへのメッセージ」が書かれていますが、グッときます。

ゼロになって、ちゃんともがく。(糸井重里)
http://aera.1101.com/itoi.html

糸井さんは「40歳は暗いトンネルに入ったみたいでつらかった。絶対に戻りたくない、というくらいにね。」と、30歳を迎えるときのつらさとは別物だとおっしゃっていて、非常に印象的でした。

と同時に、もうすぐ40歳を迎える者としては、この問いが頭から離れません。。

40歳は「ブレずに進むもの」なのか? それとも「もがくもの」なのか?

この問いに対して、①心理学と②漢字の歴史(論語の成り立ち)という視点から
”40歳の真実”を紐解いてみました。

 

心理学からみると、40歳は「悩む年頃」!?

心理学では、惑うかどうかのポイントとして「個性化」があげられるでしょう。

個性化とは、平たく言うと(良いところも悪いところも含めた)自分らしさを意味しています。
自分らしさを理解し、自分を受け容れることができれば、惑うことも少なくなるのでしょう。

ユングは、40歳前後を頂点として人生を前半と後半に分け、「個性化の努力は人生半ばに新たに始まり、残る半生でその努力が続く」と説きました。つまり、40歳ごろから「本当の自分らしさ」を発見する旅が始まる、ということです。

また、エール大学医学部の心理学教授であったレビンソンによれば、成人にも児童と同じように発達段階があり、各年代に発達課題があると説きました。成人のライフサイクルにおける発達段階と課題は以下の通りです。

成人の発達段階と課題(ライフサイクルの心理学より)

上記の一覧をみてもお分かりの通り、レビンソンも40歳を「人生半ばの過渡期」としており、大きく悩む時期と捉えています。

全ての心理学者の見解を押さえられている訳ではありませんが、人間の発展段階から悩み(心理)を分析することは、社会学や歴史学なども絡めて考えられており、人生の過渡期があることに対する納得感が高いです。

 

次回は、②漢字の歴史(論語の成り立ち)という視点から”40歳の真実”を紐解いてみます。

 


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