「四十にして惑わず」ってホント? (2)

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論語を引用して「四十にして惑わず」と言われますが、多くの40歳が悩みもがいています。40歳は、「ブレずに進むもの」なのか? それとも「もがくもの」なのか?心理学や漢字の歴史(論語の成り立ち)を紐解いてみると、、
(前回の記事はコチラ

前回は、心理学の側面から紐解いていきましたが、今回は漢字の歴史や論語の成り立ちから
”40歳の真実”を紐解いてみたいと思います。

 

孔子の教えは、実は『ブレるな』ではなく『限界を決めるな』だった!?

昔、とある能楽者から孔子(論語)についてのお話をお伺いしました。

論語は孔子の弟子たちによって書かれたものですが、孔子が伝えたと言われる「四十にして惑わず」が、昔は「四十にして或らず」だったという説があるそうです。「或らず」は「くぎらず」と読み、境界が無い状態、言い換えれば「限界がない」ことを指すそうです(「或」は、つちへんを付けると「域」となり、くにがまえをつけると「國」となります。いずれも土地を区切っていることを意味しますよね)。

「惑う」と「或う」の違いは、下に「心」があるかないかですが、心は君子にのみつけられるということで、孔子への尊敬の念をこめて「或う」から「惑う」へと変えた、とも言われています。

もし、この説が正しいのであれば、孔子の教えは「ブレるな(惑わず)」ではなく「限界を決めるな(或らず)」というものであり、40歳からが本当のチャレンジだ、とも言えるでしょう。

 

以上見てきたように、糸井さんのメッセージ、心理学の裏付け、孔子の真意(?)などから、

 40歳は、もがいてナンボ

というように考える方が適切なのではないでしょうか。

 

悩むのが当たり前と思えば、色んなチャレンジを楽しめそうですね(^^)

さらに言えば、40歳という時期は具体的にどのようなことに悩むのかが予想できれば、その対処ができたり、心理的にもラクにいられそうですよね。

 

ということで、次回は具体的な悩みの中身についてご紹介したいと思います。

 


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