- 2014-5-22
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昨日、山田宗樹著の小説『百年法』の感想を書かせて頂きましたが
その著書の中に、こんな一文があります。
“終着が見えてきたからこそ始点を見ておきたいのだ”
この小説では、不老の世の中においてバランスを保つために
「術後100年が経ったら生存権をはじめとする基本的人権を
放棄しなければならない、つまり安楽死する」ことをうたった
「百年法」が定められています。
「死期を悟った時、人は自分のルーツを辿りたくなる」
あくまでも小説の背景は、不老のまま死を迎えるという
前提なので、このタイミングなのでしょうが、
現代に置き換えると
「もうひと頑張りしたい時に、自分の原点に立ち返ろう」
というところでしょうか?
これまで走り続けてきた人こそ、
“自分のルーツを見つめ直すこと”は、
時にリセットになり、
時にエネルギーチャージできるのではないかと、
この本を読んで改めて感じました。
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