「最近、彼女とかいるのか？」
ポカポカ陽気になってきて、ゴルフシーズンが本格到来しましたね(^^)
私は、年に数回しかゴルフしないのですが、
車でゴルフ場へ向かう道中、いつも思い出すシーンがあります。
それは、私が離婚してから半年ほど経ったときのことでした。
「最近、彼女とかいるのか？」
父と一緒にゴルフ場へ向かう道すがら、突然父は切り出してきたのです。
父とは、いわゆる“男どうしの会話”なるものをした記憶がありません。
一人っ子で、父親を早くに亡くした父は、父親と腹を割って話すという
経験がなかったのかもしれず、私にも声をかけづらかったのかな、
と想像されます。
また、私も若い頃は『典型的なサラリーマン』である父のようにはならない、
という反抗的な感情を持っていたため、父の話が受け入れられませんでした。
今まで言われたことが無いような言葉を父から何気なくかけられたとき、
思わず
「大丈夫、いま頑張っているから・・・」
と答え、話を終わらせてしまいました。
ただ、バツイチになった私に対する父なりの気遣い・愛情が、
そこには確かに感じられました。
このように、小さなきっかけを逃さずに父の考えや想いを
感じ取ることから「父を知る」ことが始まりました。
父を受け入れ始めたきっかけにもなった出来事でした。
感受性を高められると、これまで見えなかったものが
見えるようになってくるものですね(^^)
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