
ジェロントロジーとは、「老年学」「創齢学」とも訳される、
加齢と高齢化に関する学問のことです。
人は年を重ねると、体の衰えや社会生活に支障をきたす事象が
増えてきます。長く生き続ければ、誰もが避けることのできない道です。
ジェロントロジーとは、高齢者の抱える問題を解決するために、
医学・心理学・社会学・経済学などあらゆる学問が協働して、
総合的な見地から解決をはかることを目的としています。
(日本生命ホームページより)
実は、この根底には
『様々な障害を含む高齢者の潜在能力を活性化して活躍させる』
という考え方があるそうです。
さらに、この学問で大事なのは、自らを知る『内在的哲学』で、
自己の価値を知ることにより、隣人の存在価値も見出す能力がつき、
それが「教化」され、相互に「共育」されることで、本来の能力を
引き出せるのだそうです。(高橋亮さんの研究より)
つまり、高齢者が直面する障害を乗り越えるには、
ご自身の潜在能力を引き出すことが大事。
ご自身の潜在能力を引き出すには、自分の価値を知る必要がある。
では、自分の価値を客観的に見るには、どうすれば良いでしょうか?
この解決策の一つとして、ご自身の自分史を第三者と一緒に紐解き、
同時に第三者との対話を通じて価値を見出す(再発見する)ことが
有効です。
第二の人生を豊かにすることが、学問としても研究されているんですね。
そして、自分史が第二の人生を豊かにすることに繋がることも再認識しました。
これからのジェロントロジーの研究結果にも注目していきたいです(^^)
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