昔の記憶に火をつける(自分史作成で家族の絆を深める)


お客様(30代男性)が「父の自分史を作成したい」ということで、
メールでお父さんにご連絡されたそうです。
「父ことについて、直接じっくり聞いたことがない」ということで、
これまではお父さんとも少し距離感を感じている様子でした。

その後の結果について、ご連絡いただきました。
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自分史の話ですが、一度メールでアプローチして、
気を使わなくていいよとの返答を食らいましたが、
昨日手紙が来て自分の過去を振り返るいい機会だった
とのこと。

一方で、私が考えた、息子の私も含めた歴史までは
至っていない様子なので、明日父親に手紙を書いて、
再度アプローチしようと思ってます^^

現段階で、自分の過去を振り返るという機会を与えて
あげられて、良かったと思ってます。
あとは、もう一歩、私も含めて、戦時を体験した世代の
ことは残したいので、頑張ってみます。
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断りの返事だったようですが、お父さんとのやり取りは
これまでと比べて少し変化があったようです。

さらに、その後お父さんとお話ししたところ、

「昔の記憶に火がついた」

とおっしゃっていたそうです。
このお父さんは、元広告代理店のコピーライター。
さすがキャッチーなコメントですね(^^)

そのときには、日頃の会話では出てこない話題もあったそう。
この自分史作成を親に持ちかけるところから、家族の絆を
深めるドラマは始まっているのですね。

子供から親へ自分史の作成を依頼するとき、
多くの方が親(特に父親)の抵抗に会います。
でも、そこを乗り越えたとき、これまでとは違う
「親子の距離感」になって、家族の絆は一気に深まります。

親の昔の記憶に火をつけて、今まで知らなかった親の一面に
遭遇してみてはいかがでしょう?


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