「死んでから言ってもしょうがねぇよな」(家族の絆)


父・母のことを知りたいとき、その人はもういない。

こんな経験をされていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

前回のTBS日曜劇場『おやじの背中』は、長い間わだかまりを抱えて
生きてきた父子の物語でした。

長い間、疎遠だった父から誘いがあり、息子と札所参りにでかける中、
父の自分史として、色々なことが語られていきます。

 

息子は、自分が思っていた母親像とは違う一面を目の当たりにします。
家族の絆など、全く感じていなかったのに。。

 

●旅の最中妻から電話があり、生前に聞いた母からの言葉が。

「お父さんと40年近く暮らしてきたのに、
お父さんは私のことをどう思っているのか、
家庭をどう考えているのか、
何も分からない。」

 

●母は父を嫌っていたと思いきや、父親からは意外な言葉が。。

「母さんに、お前に言っておいて欲しいと言われたことがある。
『私は、お父さんたちの料理を作るのが嫌だった訳じゃない。
 議論に加わりたかった訳でもない。
 あなたと一緒に人生熱く生きてみたかった。』

でも、俺は母さんの想いに最後の最後まで気づいてやれなかった。
死んでから言ってもしょうがねぇよな」

 

●そして最後に、父が天国の母と語った様子が語られます。

「自分の至らなさを子どもに伝える、弱みを見せる。
それも、親の役割だ。」

 

こんなに父が家族のことを思っていてくれたなんて。。
家族の絆は強まっていきます。

 

なかなか素直な気持ちで親の想いを聞くことは難しいですが、
この夏、じっくり親の自分史を聞く時間を取ってみてはいかがでしょう?

「やっぱり素直になれない。親も素直に話してくれない」
という場合は、ぜひご相談ください(^^)

 


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