未来に対するリアリティ

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皆さんは、未来をどのように捉えていますか?

先日、現在自分史(社史)を作成しているお客さま企業の社長に
「いつも、とても落ち着いていらっしゃいますが、気持ちの波はないのですか?」
と聞いてみました。

すると、その社長は
「子どもが生まれてからは、気持ちの波がなくなった」
とおっしゃいました。

「なぜ、子どもが生まれたら気持ちの波がなくなるのですか?」
と重ねて聞いてみました。『子育てに対する責任感が増した』等かな、
と思っていたら、意外な答えが返ってきました。

「未来に対するリアリティが出てきたから。未来を手で触っているような感じ」

と、社長はおっしゃったのです。

過去と現在だと2点でしかないが、未来が入ると3点で支えられるので安定する。
さらに、子どもがいると、『父親がやったこと』と、『自分がやっていること』と、
『子どもがこれからやること』が相似形になって現れてくる、と感じられる。
そうなると、自分が今やることが未来にどう影響するかが分かるし、
未来に対して不安に思うことはムダであり、良い行いをしていくしかない。

今のご自身の役割を客観視して、落ち着いて意思決定ができている
社長を拝見し、大きな気づきを得たのと同時に、カッコイイ生きざまを
目撃し、心が震えました。

翻ると、社長はこれまで100年以上積み上げてきた家業、そして家族の
歴史を学ぶことで、未来への対応を適切に行っていらっしゃいます。

自分そして家族の歴史をできる限り詳しく残しておくことができれば、ご自身の
アイデンティティは強固なものとなり、未来に対するリアリティが高まると同時に、
未来の子ども・孫たちが迷わずに進むための道標にもなるのだ、と
改めて感じました。

 


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